3週間ほど前には最初の芽を2つほど顔を出していただけだったシノブが、
もうこんなにわさわさぼうぼうと葉を茂らせてツヤツヤいきいきとしています。
植物たちと接していると、彼らの途方もないエネルギーに驚嘆を覚えずにはいられません。
敬愛するカレル・チャペック師匠も言うように
「あんなに弱々しかった芽がこんなに大きくなるなんて!」の連続で、
それが精魂込めて世話をしている植物なら
その驚嘆は大いなる喜びと充実感をもたらしてくれるのですが、
全く歓迎することのできない植物たち(つまり雑草)に対する
驚嘆は、ため息と徒労感へと変わっていきます。
庭仕事は、ややマゾ気を必要とするように思えてなりません。