友人のガラス作家、ハマダミナコさんの春色ガラスプレートが届きました。
小さな気泡を含んだ半透明の白地に、まるで桜の花びらのような
薄紅から薄紫の淡い色合いのガラスのカケラが浮かんで
小さな池の縁に漂う花筏のような風情の、うっとりするような
素敵なプレートです。
これに何を載せようかな・・やっぱり桜餅だよねぇと
ワタクシの想像力の羽はそこまで止まりなのですが、
このプレート、何を載せるのが似合いますでしょう?
ブラウスを沢山作って気分が一段落したので、
ちょっと前から考えていたシンプルなリネンコートの試作に
取りかかっています。
パターンを作って、やっと試作の裁断をしましたが
これが実はとても楽しみ。
試作なので、やり直しになる可能性が大ということで
本番の生地は使えません。
といっても、うまくいけば自分のものになるので
つまらない生地では面白くない。
なので、本番で使えないけどモノはいい、みたいな余り生地などを
使うワケです。
前々からコートにいいなと思っているリネンがあって、
グレーのストライプで2m弱という微妙な分量のもの。
変な色抜けがあって、いい生地なのにお店用に出来ないという。
セオリー通りパターンを置いてみると、ちょっと生地が足りない…
どーしてもその生地を使いたく、パターンを置いたり外したり
向きを替えたり並べなおしたりした挙句、ぴたーっと入った!
全部のパターンが入った!!
これ以上ないってくらい気分スッキリです。
ハギレもほとんど出ないくらいギリギリカットで大満足。
あー楽しかった。
だんだん暖かくなってきて、いよいよ春本番が近づいてきました。
明後日の1日からは4月のオープンが始まります。
まだまだブラウス一枚で過ごすには肌寒いですが、
まるでTシャツみたいにさくっと着れて、いつでも着れて、
ぱっと着ただけでいい雰囲気になってくれる
リネンのブラウスを色とりどりの生地で作りました。
ミモザ、アジサイ、アナベル、スミレ、ユーカリ。
どれも自分で育てたり好きだったりする花や植物の色ばかりで、
身に着けたいと思うのですが、なかなか一枚に決められません。
ここにはありませんが、結局一番落ち着く土の色「茶色」とかを
選びそうな気もします。地味ですけども。
作りたい色がまだまだあるので、ちょっとずつ増えていく
予定でーす。
ちょっとした空き時間を使って星野さんの写真展へ行ってきました。
写真集を持ってはいても手に取る気持の余裕を持てない日々の
なかで見た写真展。
写真は写真でしかありませんが、入り口にはなり得ます。
気が付くと雪山に一人立って満月の明るさを感じていました。
しばらく忘れてしまっていた深山の森の匂いを思い出しました。
やっぱり山へ行かないといけませんね。
花粉が全部飛んで行ってしまったら・・・ですけども。
さて4月にはちょっとした試みをば。
ずっと作っているゆったりドロップショルダーのブラウスですが、
いろんな色を取り揃えて春らしく華やかに楽しんでいただこうと
あれやこれやとラインナップを考えております。
着やすくて綺麗な色合いのリネンを取り揃えていっぺんに
ご紹介したいと思いますのでしばしお待ちを~~
またしても青のリネンワンピースです。
深い色あいのリネンシャンブレーでワンピースを作りました。
こちらは肩が落ちるドロップショルダーのパターンで、
身幅もその分ゆったりとしてどこもかしこも
ふわぁっとしたゆったりワンピース。
生地の分量が多めなので、首元にストールをぐるぐる巻くと
更にボリュームが増して大物感(?)がスゴい事に。
生地はしっかりとしたハリと艶とふっくら感のある
濃い紺色と深い青の二色の糸で織られたシャンブレーリネンで
とても複雑で魅力的な表情をしており、沢山の方に
おほめいただいている素敵な生地。
色あいといい、オオモノ感といい、とても存在感のあるワンピースです。
このリネン、残りがもうなくなってしまってワンピースは
これが最後となりますので、気になる方はお早目にどうぞ。
毎年富田林寺内町で3月第二土曜日と翌日の日曜日に開催される
「じないまち雛めぐり」。
今年は初めての試みで、じないまちの各店と
旧杉山家住宅やじないまち交流館などの公共施設で
2月25日~3月20日の期間中お雛様が飾られていますので
ゆっくりとひな飾り散策を楽しんでいただけます。
展示室では、お店が開いてない時でも楽しんでいただけたらと
もう随分前に作ったお気に入りの土雛を格子窓のところに
飾っております。
また3月11日(土)12日(日)は例年通り
町中にお雛様が飾られる、華やかで賑やかな春の催しが開催されます。
先日ブログでもご紹介した自作の今年の干支のお雛さんは、
その2日間は旧杉山家の横手の道端にある「臼」を舞台にして
飾るのが決まり。
ウスの中のお雛様の可愛らしさをぜひご覧いただきたいものです。
外はものすごい風が吹きまくっています。
ついこの間まで寒い日が続いていたのに
急に雨がパラついたり猛烈な風が吹いたり、
春の始まりがやってきた感があります。
そして、この季節の年中行事が興正寺の隣家の梅の木の見守り。
3月の雛めぐりに満開になるかどうかを占う大切な時期なのです。
ちょうど咲き始めたところくらいなので、
3月11日・12日の雛めぐりには満開を少し過ぎた頃合いに
なりそうな気配。
少し寒い日が続くとちょうどいいかもしれませんね。
そしてこの時期、毎年陶工房 飛鳥さんで干支の土雛づくりを
させていただくのですが、先日焼きあがってきました。
雛めぐり当日は、この子達も道端で来訪者様を
お迎えする予定。
雛めぐりに向けて着々と準備が進んでいます。