「村のヒュッテ」おはぎの会と菓子器

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「村のヒュッテ」まであと10日と迫ってきておりまして、おはぎの会にむけてkinoguとlinoguでそれぞれ新しいものを作っております。

kinoguさんが作った楢の菓子皿、煤竹の菓子切りはお菓子を引き立ててくれるようにとてもシンプル。宙に浮いて見えるよう下側の厚みを削ってすっきりとした菓子皿は、ナラを使っていて適度な重みがあって安定感があります。落ち着いた緻密な木目なので手触りもすべすべ。

菓子切りは河南町の竹屋さんから入手した煤竹を使っていて、囲炉裏の上で長年燻されて艶々の深い飴色に変化した表情に見惚れてしまいます。こんな良い色になるんですねぇ〜。

そして、リネン服を作っていてどうしても残ってしまうリネンのハギレで菓子切り入れをワタクシが制作。お向かいの陶工房飛鳥さんのアイディアを形にしたものです。リネンが上質なので、ちょっと良い感じのものが出来上がりましたよ。

これらのアイテム、菓子皿2、菓子切り2、菓子切り入れをセットにしたkinogu×linoguコラボのちょっとお買い得なセットを5つ限定でヒュッテにて販売いたします!

個別で単品購入できる分もありますので、お皿だけ…というのも大丈夫です。macokumaさんのおはぎとご一緒にいかがでしょう?

さてヒュッテ当日は、「おはぎの会」にご参加下さった皆様お一人お一人に、目の前で黒文字の枝を削って菓子切りを作らせていただきご提供いたします。削りたての爽やかで清々しい香気を放つ黒文字で、美味しいおはぎと山の秋を感じて下さいね。image

 


青×あずきチェックのウール三角サルエルパンツ

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久しぶりにギンガムチェックの生地を買いました。くすんだブルーにあずき色という暗めのトーンの極小チェックなので、可愛いくせにとっても落ち着いていて、どこかしら安心感のある雰囲気にやられちゃったのです。

その上しかも国産のウールなので、生地の質感は良い・織りも美しい・カラッと乾いた丈夫そうな手触りも良いの三拍子。大人が茶目っ気出して可愛く着ても、モノの良さがしっかりクオリティを感じさせてくれる頼もしいヤツなのです。

なのでまずは三角サルエルパンツを製作。着ると太めのバルーンパンツみたいに見えるので、とぼけた様子が生地の持つ雰囲気にぴったり。

これは自分用のが欲しくなるタイプの布だなーと思いつつ、他に作るとしたらゆる〜いワンピースかな、ほわほわのストールなんか巻いたら似合いそうだな…と妄想は広がってゆくのでした。

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オフホワイトのゆるジャケット&秋色ポムパンツ

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ちょっと気が早いかもと思いながらもオフホワイトのいいウール生地を見つけてしまったので、ゆるジャケットの製作です。今回のふわっと軽いウールモッサ生地は、柔らかながらもしっかり感があって、型崩れせずに長く使えそうな質感でそれでいて固すぎず堅苦しくなく理想的な生地なんですねー。

見頃は二重仕立てにしていることもあって、相当暖かく出来上がってます。まぁ、このジャケットが活躍できるのはまだまだ先なんですけども。

色味は優しいオフホワイトで、インナーにあわせた真っ白のカットソーに比べると少しだけ温かみのある使いやすい雰囲気かと思います。自分で着るならモノトーンのボーダーとか、鮮やかな色あいのブルーのインナーなんかもあわせてみたいところですね。

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こっくりと深いベージュのムラ染めコットンリネンのポムパンツは、インナー次第で秋冬長い間使えるお便利アイテム。ウェストゴムのイージーパンツですが色んなシーンで地味にいい仕事してくれる頼もしいボトムスです。


「村のヒュッテ」とふわふわコットンウール

ヒュッテ5オモテ_20180925

ヒュッテ5ウラ_20180925

この数日は朝晩がめっきり涼しくなって、もうすっかり秋…と感じるようになりました。お彼岸、お月見、栗きんとんと、秋の楽しみも次々とやってきましたね。

さてそんな秋の真っ盛り、10月17日(水)は「 村のヒュッテ vol.5」です!金剛山の麓の小さなアトリエで、美味しい楽しい秋の一日を過ごしませんか。

kinoguとlinoguが参加させてもらう「おはぎの会 」。macokumaさんによるおはぎ作りのワークショップ、どんな風になるのか今からもうわくわくです!

どんな風にお手伝いすることになるのか、詳細はまた後日アップいたしますのでお楽しみに〜

 

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さてさて新しい生地が入荷しました。ふわふわのコットンウールで、手触りが暖かで何とも言えない気持ちよさ。本当にとても柔らかくて軽やかなので、たっぷりギャザーは絶対似合うはず…ということでこのブラウスに。

ちょっと涼しくなってきた風に、ほっこり暖かな優しい手触りのブラウスはいかがでしょう。秋の風景に似合いそうですよ。



秋の濃いスミレ色

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ちょっと集中力が途切れたりモノ作り意欲が湧かないなぁ、なんて時は当然ありますよね。人ですもの。でも仕事しないと後が大変ということは重々承知なワケです。

そういう時は、事情が許せば何もしたくないもーんと仕事を離れて他のことをするですのが、大人の判断で渋々仕事を進める時にまず手に取るのがこの濃い紫リネン。やる気が出なくてもいつもの手順を踏んで粛々と事を進めるうちに、段々と集中力を高めてくれるんですね。

この深い紫色が心を整えてくれるのかリネンの質なのかは判りませんが、やる気にさせてくれる方法が色々あるととても頼りになります。そんなところもこのリネンの魅力のひとつかもしれませんね。

そんなこんなで、濃いスミレ色のワンピースとTブラウスの出来上がりです。

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小さい千鳥の三角サルエルパンツ

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大変な台風でしたね。看板や屋根や車が吹き飛んだり、あちらこちらで起きている被害に胸が痛みます。停電が続いているところもあるようで、とても不便な思いをされているでしょうし室温が上がれば熱中症も怖いのでは。

とにかくいつもの平穏な日常に戻りますように、と祈るばかり。吹き飛ばされた雨戸とガラス戸を片付けて仮の建具を取りつけた縁側に風を通して乾かしながら、せっせと床に上がった砂を掃いています。

こんな具合で大した被害もなくやり過ごせましたのでお店は通常通りオープンする予定です。ちょっと準備に時間がかかりそうで、14時からの営業となります。了承下さいませ。

写真は台風前に仕上がっていた極小千鳥格子の三角サルエルパンツ。生地が薄手で柔らかいのにしっかり感もあって、まだまだ暑い季節のボトムスにぴったり。ギャザーも気持ち良くしっとりと落ち着いてくれて、軽い履き心地です。



9月のopen & 白のスリッパ

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突然ですが、お家でスリッパ履かれてます?今はルームシューズとかバブーシュとか室内履きの種類が沢山ありますし、すっきりさっぱり布草履だよという方もいらっしゃれば、いんや裸足が一番!という方もおられるかと思います。スリッパねー、パタパタいうし引きずる音がなんだかね、というお声も。

ですがワタクシはスリッパ派。昭和の子供は家で履くといえばスリッパでしたからスリッパなのが当たり前。パタパタいうのも急ぐと脱げちゃったりするのも(家の中でどんだけ走ってんだって話ですが)なんだかドン臭くて愛おしい。そんな隠れたスリッパ愛を満足させてくれるプロダクトが出来上がってきたのです!これが興奮せずにいられましょうか。

作ってくださったのは河内長野のTEHA’AMANAさん。ワタクシのスリッパに対する色々な欲望に全て快くお応えしてくださいました。本当に本当に大感謝です、ありがとうございます。

その欲望とはですね、まず白!ということ。探してもないんですよ、革の白。だって汚れちゃいますもん。普段履くのもったいないですもん。でもね、履きたかったんです。憧れだったんです白のスリッパ。

白い革だったら何だっていい!と思って探しても見つからなかったのに、すぐお隣の町の工房で作ってもらえるなんて、幸せは実はすぐそばにあるんだよ、っていう青い鳥のお話みたいじゃあないですか!白いスリッパですけども。

そしてそして、一年中ずっと履けるように爪先をトンネル仕様にしてもらって風通し良く、よりフィットした履き心地のために2サイズ展開で、白のステッチですっきりくっきり。

履き始めは甲が少し固いですがすぐに馴染んで柔らかくなってきています。折りジワもすでにいい雰囲気。よれよれになるまで履くぞーと嬉しくてたまらないのでした。

明後日9月1日から9月のオープンが始まります。白いスリッパ見に来られませんか?お値段は¥8,100で税込みです。

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オリーブブラウンのTブラウス

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北の高気圧がはやばやとやって来て冷たい空気を吹き込んでくれましたね。おかげで朝晩はとても涼しくてすっかり秋の気配。そうなってくるとちょっと落ち着いた色あいの服を作りたくなってくるのです。そんな気分にぴったりのリネンをしまったはず…と探すと出てきたのでさっそく製作です。

とても深い茶色のリネンで、少し緑がかったオリーブブラウンなのでとても着やすくて優しい雰囲気。小さめのパールやクラシカルなアクセサリーなどが似合いそうです。シンプルなチェーンに小さいストーンがついてるようなのもいいかも。

秋になると涼しいのはもちろん嬉しいのですが、ただ服を選ぶということが積極的に楽しくなるというのがまた嬉しいのでした。さあ、秋のリネン服はどんなの作ろうかとわくわくです。

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