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高密度リネンのAエプロン

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またまたエプロン。こちらのリネンは80番の細手のリネン糸を高密度で織って作られた生地で、何が素晴らしいかって生地の強度が高いので丈夫で長持ち、しかも糸が細いのでとっても軽やか。

高密度のリネンは手触りの良さと丈夫さでとても素敵な布なのですが、身に着けるとどうしてもみっしりとした重さを感じてしまいがち。ですがこちらは80番手で生地自体が軽いので、高密度なのにふんわりと柔らかくて軽やかな優しい表情をしているのです。

しっかり丈夫ものなのに軽やか美人のAラインエプロンで、庭仕事なぞいかがでしょう。IMGP0119-2

 

 


Aラインのエプロン

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ありがたい事に、エプロンいいねーというお声を何度かいただいた3月。なぜかそういうお声というのは不思議と重なるもので、そんなにいいのねーと嬉しくなったものですからしばしエプロンづくりに励むことに。

とはいえ、久しぶりのエプロン製作なので妙に緊張したりやり方を忘れてしまったりしてる部分もあって慎重に事を進めるせいであまり捗りません。慌てても仕方ないのでゆっくり思い出しながら作って、やっとこさ出来上がりました。

グレーのしっとりした質感のリネンで作ったAラインエプロンです。サイドからバックにあたる部分のパターンを工夫して、ウェストコードをぎゅっと絞っても足元が窮屈にならないよう、全体がAラインとなるパターンにしてありますので足さばきがとても楽。ギャルソンエプロンのように足元が狭くないのでとても歩きやすくなっています。

首にかけるベルト部分は革パーツのスリットにて長さの調節が可能。Teha’amanaさんとこのしっかりした革を縫い付けています。

生地はしっとりした質感で上品な艶のあるリネンを使っていて、ミディアムグレーのどちらかというとクールで男っぽい色合いながらも生地の上質さゆえに女性が来てくださるととてもカッコいいように思うのですがいかがでしょう。

あまりエプロンを普段着ることがないワタクシですが、あまり着ることがないからこそ「もし着るならココにこだわりたい」を詰め込んでみた製品。これなら着ます。

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薄手ウールのTブラウス

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お雛様と一緒にお迎えした3月始めの日曜日は、季節外れとも季節進みすぎとも言えるくらいのびっくりするくらいの暖かな一日ですね。陽射しに誘われてうっかり外を歩くと鼻がムズムズしだして花粉症なのを思い出しました。

さて薄手ウールのTブラウスができました。急に暖かくなったので季節を見誤った感がありますが、週が明けると寒の戻りで冷たい風の吹く日があるらしいのでまだしばらく着ていただけるかと。

とても柔らかで手触りがすべすべの綾織ウールは、とろんとしていて上品な光沢があって本当に素敵な表情の布。この布で長めのギャザースカートなんかを作っても綺麗でいいんじゃないかなーなんて想像してみたり。

角度によって色あいが随分と違って見えますが、濃い紺色の光沢のあるウールです。

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Sarregueminesのオクトゴナルプレート

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縁のパール装飾が美しい陰影を生み出すオクトゴナル(八角形)プレート。

丸い窪みに置いたものを美しく囲む八角形のリムは、中に置いたものを静かに優しく包んで引きたててくれます。

こちらのサルグミンヌ(sarreguemines)窯のオクトゴナルは、バックスタンプのタイプから1920-1950年の間に作られたと思われる比較的新しいもの。

主に18世紀からフランスで作られていたオクトゴナルのプレートは、古いものはファイアンスフィーヌと呼ばれる陶器のもので、その性質ゆえに脆く、とても貴重で見かける機会が大変少ないです。

少し時代が進んで半陶半磁のテールドフェールが作られるようになるとオクトゴナルも沢山作られましたので、現代でも手に入りやすく状態も比較的美しい、日常使いできるヴィンテージとして人気があります。

今回入荷しましたのはこの半陶半磁のタイプで普段使いにも十分耐えられる良い状態のもの。とはいえこちらも既に50年くらいは時を経ているものであり、そういった古いものが持つ静かな佇まいを見ていると、この上に何を載せて楽しもうかとあれこれ想像が膨らみます。

来月にとても楽しみにしているテリーヌドショコラが届くので、ワタクシの場合はそれを一番最初に載せたいと思います。

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チャコールグレーのゆるジャケット

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少し濃い色目のグレーでクールな印象のゆるジャケット。先日ご紹介した杢調のライトグレーの優しい雰囲気と違ってこちらは落ち着いた感じですが、中に明るい色をあわせたり逆にモノトーンで抑えたりすると印象が随分変わりますので、応用範囲はこちらの方が広いかもしれません。

生地はとても柔らかくてふわっと軽い、手触りのいいウールで着心地もとっても軽やか。生地違いの同じように柔らかで軽やかで手触りのいいゆるジャケットを毎日着ていますが、「着疲れ」を感じさせずに温かく包んでくれる、頼もしくて優しい相棒です。

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やっと日の目を見たゆるジャケット

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一昨年の秋冬モノとして新しくパターンを作っていたゆるジャケット。これはあまり需要がないかしらん?と試作2点を作ったのみでお蔵入りとなっておりました。

ただ自分が欲しくてあれこれ工夫して作ったのもあって、お店で真冬に着る制服みたいなものとして毎日試作品を愛用しておりましたらですね、よくご来店くださるお客様がそれいいねー、欲しいなーなんて嬉しいコトを言って下さったのです!しかもこのパターンにぴったりの素敵な生地も見つけちゃったのです。ということで出来上がったゆるジャケットのご紹介。

何と言ってもゆるジャケットのポイントは温かさ!(ゆるさ、ではなく)

前身頃・後身頃が二重の袋仕立てになっていて、つまり二枚のウール地と中の空気層とでカラダを包み込んでくれているのでとても温かいジャケット。しかも「ゆる」の名の通りゆるい着心地でとても楽で軽やかです。

袖は動きやすいように一重仕立てで、簡単な筒袖ではなく通常のジャケットと同じように二枚袖パターンで立体的にして、ゆるすぎないカタチを目指しました。

丈は少し短めにしてあるので、シャツを裾から覗かせて遊ぶ楽しみがあり、ガウチョやスカートを履いたりすると足長バランスでスタイル良し。名前はゆるジャケットですが、なかなかの優れものです。

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ポムパンツを履くと…

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ポムパンツを履くとこんな感じ。

先日お越し下さった方がポムパンツをご試着下さって、編み上げブーツが似合うと思いますよ〜なんておススメしてたら、なんと履いて来られててですね。ぜひ ブーツも!とあわせていただいたら、それはそれはもう感動的にイメージ通りだったのでした。なのでこれは絶対着画をご紹介せねばならんと思って朝からちょっと頑張って撮影してみたのです。

幾つか前の記事でご紹介した通り、ポムパンツという名のもっさりちんちくりんの丈短いこのパンツの面白さと爺ちゃんぽいトボけ具合がお伝えできてますでしょうか。

もっともご本家のポムじいさんはもっと野趣に富んでらっしゃるというかワイルドと言いますかぼろっとした感じ…で、そこがまた魅力的なんですけどもね。


ブランケット みたいなワンピース

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明日は立春ですが、毎日寒いですね。ということで風の強い寒い日には毛布にくるまってたい!な気持ちを優しく包んでくれる毛布みたいなワンピースができました。ちょっと厚手の柔らかいウールの生地が手元にあって、本当は軽めのコートを作りたかったんですが少し足りずワンピースにしてみると、これがまたいい雰囲気になりましたのですよ。

出来上がってから洗いをかけてみたら柔らかくしなやかになって、よりふんわりとした仕上がりに。ドロップショルダーワンピースの、肩が落ちたカジュアルでおおらかなパターンによく似合っています。生地の明るめの杢グレーとの全体の組み合わせもばっちりで、久し振りに「出たとこ勝負で上手くいった感」がありますね。

残念ながら1点モノなので、お早めにどうぞ。

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よもぎ色のTブラウス

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緑色のフレーバーといえば抹茶ですよねー、抹茶ブーム。鮮やかな発色、上品な香り、手間暇かけて育てられた伝統の逸品であり、「Matcha」(Stone-ground Japanese-style green tea)と呼ばれ世界で愛飲される日本の誇り。美味しいですよね、抹茶。贅沢ですよね、抹茶。

でもね、愛してやまないのはよもぎ。道端に生えてるよもぎ。おっとそんなとこにも生えてたのねのよもぎ。よもぎ餅作る時くらいしか目に留まらないよもぎ。

あぁでも、よもぎを摘んだ時の香り、焼いたよもぎ餅の香ばしく立ち昇る緑の芳香、よもぎの天ぷらなどは甘ささえ感じるくらいの、よもぎの鮮やかな春の味わい!

徳島の田舎から届くお餅は、白・よもぎ・粟・小黍といつも四色で、一番好きなのはやっぱりよもぎでしたねぇ。よもぎの匂いを嗅ぐと子供のころ帰省して過ごした田舎のお正月を思い出します。

前置きが長くなりすぎましたが、そんなよもぎ色のウールの柔らかな平織り生地で作ったTブラウスは、地味で鄙びた味わいを感じさせる渋~い一点。致命的とも思えるくらいの地味さがチャームポイントです。ワタクシくらいしか着る人がいないかも…

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飛ぶのと歩くのと

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千鳥格子のTブラウスです。不思議なもので、作ったばかりのものには新しいものの気配、というものが漂っているらしくなぜかすぐに旅立っていくのでした。それですぐに同じものを作ったのです。

ところでこの連続モチーフの千鳥さんたち、どっち向いてるかお判りになりますか?クチバシと両翼が突き出ているので、その部分が上か下かで向きが判るのですけども、この写真の千鳥たちは左下向き。つまりクチバシが左下向きで両翼が右上を向いています。

いちおうね、調べてみました。クチバシが上向きで服を作るのが正しいそうで、つまりこのブラウスは生地の裏側で作ったことになるのですが、生地の表裏に差はないので要は柄の向きだけが正否のポイントなのです。

なのでこれは常識では「間違い」で、右上向きで右肩上がりなのが正しいそうなんですけどもね。いつも上向いて上目指して右肩上がりで飛んでなきゃなんないなんて、ずぅーっと緊張を強いられてシンドイだけじゃないのかな、と急に思ってしまったのです。

なのでせめてユル~い服の柄くらい、なんか落ちてないかなー、あー、お花咲いてるー、とか言いながら足元見てちょこちょこ歩く千鳥の方がいいなーと思って左下向き。いつもいつも上を目指してなくてもいいよね、の気持ちで。

もちろん縁起のいい右上向きでのオーダーも承りますですよ。

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