「 craft 」一覧

もうひとつすみれ

IMGP6916

すみれ色のリネンでテントラインワンピースを作りました。

すっきりすとん、としたカタチのワンピースで、

着る人が背が高くすっきりして見えるようにと色々工夫をしています。

 

例えば肩はジャストフィットにする、腕は変に余らせずにストレートで、

身頃はカラダに沿わせて裾は自然に広がるようにして

上半身が小さく見えるように・・などなど。

 

すっきり見えるけど動きやすくなるように、可動部分にゆとりを持たせているので

綺麗に見えても動きは妨げないのがウリなのです。

自分自身が、何はともあれキュウクツなのは大の苦手で、そこが一番のポイントだと思って

服作りをしております。

もちろん、こんなの欲しいっていうブツヨクも重要ポイントです。

IMGP6915

 

 


春はすみれも

IMGP6910

春はやっぱり桜なのだと思いますが、足元を見ると小さな春がいっぱい。

ちょっとだけ二上山の麓の山道を歩いたときのことですが、斜面のあちらこちらに

すみれがちょこちょこと固まって咲いていて、やっぱり嬉しくなりました。

 

いつだったか、ワタクシの母が「やはり野に置けすみれ草」などとワタクシを評しておった

のですが、それ以来何となく仲間と思うようになりました。

母が言いたかったのは「すみれみたいに可愛い」ではなく、「どちらも野の生き物」との意。

随分前の、若くてやたらめったら山や川で獣のように遊び回っていた頃のことです。

 

「やはり野に置けすみれ草」というのはまちがいで、

「やはり野に置け蓮華草」と「なにやらゆかしすみれ草」がごっちゃになってしまっている

という事が判った今でも、勘違いで生まれた仲間意識が無くなることはなく

見つけると嬉しくなるのでした。

 

そんな「すみれ」の名が付いた「ダークバイオレット」というカラーネームの

リネンでフラットカラーチュニックを作りました。

その色がワタクシに似合うことはなくても、やっぱり好きな色のひとつです。

IMGP6909


ドロップショルダーワンピース

image

静かに好評を得つつあるドロップショルダーのワンピースを作りました。

その名の通り、肩が落ちたデザインで身頃がふわっと広く、

一本の棒のような「I」ラインのワンピースです。

定番の「A」ラインのものは裾が広がっていく形でとても

女性らしい雰囲気ですが、こちらはもっと落ち着いた感じの

デザインになっています。

 

ココのところのお気に入りとなっているネイビーxダークブルーの2色の糸で織られた

シャンブレーリネンの生地は、ご覧下さった皆さまに綺麗ねーと褒めていただいている

べっぴんさん。少し毛羽の立ったふわっとした手触りも優しい雰囲気に一役買っています。

白いシャツの襟を出して着るのが最近のお気に入りで、自分の持っているワンピースを

そんな感じで着ています。

image


ドロップショルダーワンピース

IMGP6904

ゆったりとした着心地がうれしい、ドロップショルダー

ワンピースを作りました。

その名の通り肩のラインから少し下がったところで

切り替えていますので、肩の可動部分が広く出来ていて

腕をぶんぶん振り回しても引っかかりを感じません。

ワンピースを着て腕を振り回すことは、あまりないかも

しれませんが・・・。

 

とはいえラジオ体操をするワケではなくても、日常の動作や出かけた時なども、

「なんとなく窮屈・・・」と感じるのはとてもストレスが溜まりますよね。

せっかく作るんだったら、少しでも楽にそして見た目は美しくという思いで

出来上がったパターンです。

のびのび楽々の着心地を味わってみてくださいませ。

IMGP6905

 


フラットカラーチュニック

IMGP6779-2

道明寺手づくりの市でもご好評をいただいた、

フラットカラーチュニックを作りました。

首を綺麗に見せてくれる、ほど良い開き具合がウリの

チュニックで、重ね着も一枚でも着られる使い回し優等生。

 

生地はドライラベンダーという名前が付けられた

すべすべしたリネンで、優しいとろみのある風合いです。

 

カタチは甘めのデザインですが落ち着いた色味なので、

さほど気恥ずかしくなく着られると思いますが、いかがでしょう。

IMGP6778-2