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コラボの藍染めリネン その2

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草木染め作家、ennさんの手で大事に種から育てられた藍。その藍で染められたリネンの服が出来上がりました。
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深い藍色の「藍色のシャツ」は、生地を強くし風合いを高め、芳香で虫を寄せ付けない労働着をイメージしてシンプルに。男女兼用で着られるざっくりとした形です。
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淡い藍色の「水色のブラウス」は、澄んだ泉の水を身に纏うかのような爽やかさの風の衣になりました。
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どちらも村のヒュッテ限定のスペシャルアイテム。ぜひ手にとって試してみてくださいね。
ご注文いただいてから1着分ずつ染められた布で制作いたします。
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村のヒュッテ
5月12日(土)アトリエfu-kaにて開催です!

 

と、こんな具合でインスタグラムでさらっとご紹介したのですが、その時はさらっと書きましたがまー緊張しながらの作業でしたこと!

藍染めですよ。種から育てた国産の藍の葉で染められているのですよ。丁寧に手作業で染められた作品なのですよ。緊張せずに作業など出来っこないのでした。それでちょっとばかりお知らせするまで時間がかかってしまいましたが、それだけ良いものが出来たんじゃないかなとひそかに思っております。お時間ございましたら、お山までお運びくださいませ〜。

 

また村のヒュッテ当日5月12日は、ワタクシはアトリエfu-kaで「村のヒュッテ」に参加していますが、お店の方には相方がいてオープンしておりまーす。

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コラボの藍染めリネン その1

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草木染め作家さんのennさん、こと直美ちゃんが見本のリネンを染めて持って来てくれました。こちらは、5月12日(土)に開催する「村のヒュッテ」でのコラボアイテムのリネン2種。

enn の直美と、linogu の尚美によるヒュッテ限定コラボのリネンのブラウスとシャツになる布なのです。とても美しいリネンでございましょう?どんな形にするかは大体決まってはいたのですが、このリネンを見ながらあれやこれやと打ち合わせをしておりました。

12日の当日はこちらのリネンで2種類のパターンを作ってお持ちいたしますので、ご注文いただいてからの受注制作となります。さぁ頑張ってブラウスとシャツを作らねば。

落ち着いてしっかりと確実に…落ち着けー落ち着けーと自分に言い聞かせております。見本はその2にてご紹介いたしますので、お楽しみに。

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茄子紺のポムパンツ

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とても深い色あいの茄子紺のリネンでポムパンツを作りました。少し太番手のざっくりした糸で織られていて、艶のないからっと乾いた感じの素朴な表情のリネンです。

以前クレマチスのリネンと名付けてご紹介していた深い深い濃紫色のリネンにも似た色で、カッコよくて色気があって惚れぼれしてしまいますねぇ。濃い色なのですが、これからの暑い季節にさっぱりきっぱりと似合ってくれるワタクシにとっての夏色なのです。

このリネンを始めて手にした時、これでトボけた表情の太短いポムパンツを作ったら絶対カワイイ、と随分前からひそかに企んでいました。それがやっと実現してニンマリしております。

白いブラウスとパナマをあわせて涼しげに。

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白ポムパンツ

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4月のオープンが終わって、さあ5月だ連休だ眩しい季節の入り口だぁ、なんて考えているのですが妙に冷たい雨続き。ボーダーのポムパンツに続き爽やかホワイトのポムパンツを作ってみましたがあの春先の温かさはどこへ行ってしまったんでしょうね?

さてポムパンツです。少し太目で裾に向けて緩くテーパーをかけたパンツで、あくまでユルめのテーパーなのでそれほど足首で細くなりすぎず膝の動きも楽々です。ほんの少し短めクロプトなので足さばきも軽快、ウェストゴムのイージー仕様で着回しが色々できる優秀アイテム。

生地はしっかり厚手のツイル織リネンでほとんど透け感はなく、白でも気になることのないような生地を選びました。汚れやすくしかも汚れちゃうととても目立ってしまう「白」ですが、陽射しの強い季節にはやっぱり身に着けたい色のひとつ。どんどん白アイテムを今年は作りたいなーと考えたりしております。

ところで余談をひとつ。お店へ遊びに来てくれた友人が着ていたドロップショルダーのカットソーがTブラウスによく似ておりまして、どこの?と早速聞くと無印良品のドロップショルダーTシャツなるものでした。やや大きめでボリューム感がありますが。肩の落ちた感じとか丈の感じとかがTブラウスそっくり。linoguのボトムス達にちょうど良さそう~とさっそくボーダーと白の2枚買い。ポムパンツに合わせて写真を撮ってみましたが、ほんとにTブラウスとよく似てます。ちょっとやんちゃっぽくはあるんですけどもね。

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コットンリネンのギャザープルオーバーシャツ

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またまたたっぷりギャザーでおおらかサイズのシャツを作りました。あるパターンを作ると、また同じものを別の生地で作りたくなるのが常でして、先日のハリのある生地に続いてfacebookの方にアップしたリネン100%のネイビーのストライプとそしてこのコットンリネンのオフホワイトベースのストライプです。

こちらの生地がまた柔らかくてですね、ギャザーはしんなりと綺麗に入ってくれるし優しい手触りだし、色みも落ち着いた甘さの中に茶目っ気があって何とも愛しやすい雰囲気。

このパターンにほんとぴったりくる布なので、これ専用が良いのかもと思うくらい。しばらくこの生地はこのパターンのリピート決定ですね。

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コットンリネンツイルの三角サルエルパンツ

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この三角サルエルパンツ、ヒトが履いている状態になると全く違う見た目となるので皆様驚かれるのですが、妙に太めのモンペのような感じになります。こういう状態だとほぼギャザースカートにしか見えないのですが、足の間が真ん中で繋がっていて、履くとお伝えしているような見た目に変化するのでした。

この時期、ちょっと外へ出るのに昼間は暑いけど冷たい風が吹くのに備えて上着を着たり持って行ったりするかと思うのですが、そういう時にボトム何着よう、と迷ったりしません?。

ワタクシは正にソレで、上着なりジャケットなりの下にスカートはいいのだけどちょっと落ち着かない。はたまたパンツだとこの地味色だと(基本、持ち服は地味)本当に地味。どこかに可愛げが欲しい。”ちょっとだけ可愛い”味付けをしたい。

そんな時のお役立ちアイテムがこの三角サルエルパンツ。落ち着いてるくせに可愛げがあり、とぼけ風味も効いてて大好きなバランスなのです。

生地はコットンリネンの手触りが気持ちいいツイル地で、柔らかい感触なのに布としてはしっかり丈夫な部類の織りなのでボトムとしても安心。深く上品な濃紺の色あいで、カッコ良くもカジュアルにも持ってこいのいい色です。ほんとオススメ。欲しい

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ボーダーのポムパンツ

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春ってこんなに暖かでしたっけ?家の中はひんやりしてますが、ちょっと外を出歩くと途端に用心して着込みすぎてしまったことを後悔するくらいの気温の高さ…本当に春は何を着ればいいのか迷ってしまう季節です。まぁ、その迷うのが楽しいと言えるんですけども。

さてそんな着るものに迷う春に何となく作りたくなった、マリンボーダーのポムパンツです。寒いのが嫌で暑いのが我慢出来るワタクシはコットンの薄手スパッツ&ポムパンツで、とにかく暑いのは嫌でうすら寒いのは我慢できる!という方はポムパンツ一枚で。

春らしく軽やかなコーデのボトムにいかがでしょう。

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コットンリネンツイルのギャザーシャツ

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ふと目にした写真が心に留まることがあります。何が気に入ったのか気になったのか判らないけども気になる…大概そういう事は割とすぐ忘れてしまって、走り書きのメモでも残そうものなら謎の暗号と化してしまうのですが、このシャツの事は覚えてました。

前に見たギャザーいっぱいの古いシャツ。全員が緊張した面持ちで写ったモノクロの家族写真の中の、19世紀ヨーロッパの田舎のお父さんが着ていたのは正にこんな感じのギャザーシャツでした。

昨年の夏前には軽やかな薄手のリネンで同じカタチのシャツを作ったのですが、本当に作りたかったのはこのごわごわしっかり質感の生地のもの。

このコットンリネンのツイル生地はそれほど厚みはないのですが、糸が細くて目が詰まっているのでとてもしっかりと丈夫な生地です。落ち着いたベージュのムラ染めがほどこされており、アンティークを思わせる色あいに惹かれて手に入れたこの生地にぴったりのシャツができたのでは…と密かに自負しております。

とてもハリのある生地なのでごわっと膨らんでしまってなかなか身体に馴染みませんが、長く身につけるうちにどんどん柔らかくなって自分の服へと育っていきますので、そんな経年変化を楽しんでいただける方に。

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高密度リネンのAエプロン

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またまたエプロン。こちらのリネンは80番の細手のリネン糸を高密度で織って作られた生地で、何が素晴らしいかって生地の強度が高いので丈夫で長持ち、しかも糸が細いのでとっても軽やか。

高密度のリネンは手触りの良さと丈夫さでとても素敵な布なのですが、身に着けるとどうしてもみっしりとした重さを感じてしまいがち。ですがこちらは80番手で生地自体が軽いので、高密度なのにふんわりと柔らかくて軽やかな優しい表情をしているのです。

しっかり丈夫ものなのに軽やか美人のAラインエプロンで、庭仕事なぞいかがでしょう。IMGP0119-2

 

 


Aラインのエプロン

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ありがたい事に、エプロンいいねーというお声を何度かいただいた3月。なぜかそういうお声というのは不思議と重なるもので、そんなにいいのねーと嬉しくなったものですからしばしエプロンづくりに励むことに。

とはいえ、久しぶりのエプロン製作なので妙に緊張したりやり方を忘れてしまったりしてる部分もあって慎重に事を進めるせいであまり捗りません。慌てても仕方ないのでゆっくり思い出しながら作って、やっとこさ出来上がりました。

グレーのしっとりした質感のリネンで作ったAラインエプロンです。サイドからバックにあたる部分のパターンを工夫して、ウェストコードをぎゅっと絞っても足元が窮屈にならないよう、全体がAラインとなるパターンにしてありますので足さばきがとても楽。ギャルソンエプロンのように足元が狭くないのでとても歩きやすくなっています。

首にかけるベルト部分は革パーツのスリットにて長さの調節が可能。Teha’amanaさんとこのしっかりした革を縫い付けています。

生地はしっとりした質感で上品な艶のあるリネンを使っていて、ミディアムグレーのどちらかというとクールで男っぽい色合いながらも生地の上質さゆえに女性が来てくださるととてもカッコいいように思うのですがいかがでしょう。

あまりエプロンを普段着ることがないワタクシですが、あまり着ることがないからこそ「もし着るならココにこだわりたい」を詰め込んでみた製品。これなら着ます。

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